INTERVIEW
社員紹介
幅広い知識を使って
最適な製造方法へと導く。
加茂事業所 製造部 生産技術課 生産技術Y. R.
2021年 入社 工学部 機械工学科

CAREER STEP
キャリアステップ
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2021.4
入社。加茂事業所 製造部 生産技術課に配属。
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2021.5 ~
主な業務として図面処理を担当。
現在の仕事内容
図面を基に加工方法を指示。
設計と製造をつなぐ。
生産技術課は、設計部門と製造現場の橋渡しのような役割で、設計と製造現場、両方の知識を使って業務を進めます。私が主に担当しているのは船・陸用・建設機器用製品における図面処理という工程です。設計部が描いた図面を確認し、加工に使用する工具の番号や、効率の良い加工方法等の指示を記入します。例えば、製造過程で金属を削るときは熱処理により変形が生じるため、その変形を予測した削り方が必要になります。そこで私たちは、材質と形状に応じた計算を行い、できるだけ無駄を省いた加工をめざしています。図面に書き込んだ指示がわかりにくかったり、正確でなかったりすると不良品の製造につながる恐れがあるため、部署内でダブルチェックをして次工程に渡します。

仕事の魅力・やりがい
製造現場を実際に見ることで
学びが深まっていく。
私は機械工学科出身なので、機械力学や熱力学、機械加工についての基礎知識はあったのですが、業務を進めるにはさらに専門的な知識が必要です。入社当初は図面の見方も分かりませんでしたが、研修への参加や、日々の業務を通じて少しずつ覚えていきました。また、当社は工場と事務所が近くにあるため、加工現場を実際に見られることも成長の機会につながっていると感じています。自分が担当した図面処理を基に製品が作られていく様子を確認できますし、現場の社員とのコミュニケーションを通して、良い図面とはどういうものかを学ぶことができます。新しい知識が身につき、できることが増えていく。日々自分の成長を実感しながら働けるのはとてもやりがいを感じます。

今後のチャレンジ
何を聞かれても答えられる。
そんな人に成長したい。
少し漠然としているかもしれませんが、私がめざすのは「何を聞かれても、説明できる人」。実はこれは私の父親のイメージでもあります。メーカーに勤めていた父は機械や電子機器に詳しく、壊れたものを持っていくとよく直してくれました。幅広い知識があるところを尊敬していて、そういう人に自分もなりたいと思ったこともこの仕事に就いた理由のひとつです。これからは自分が携わる製品のみではなく、他社のさまざまな製品、製造業界全体についても理解を深められるよう、日立グループ内の研修などに積極的に参加し視野を広げたいと思っています。また、年齢に関わらずどんな人とも上手に接することができる人に成長したいです。自分が社会人として成長すれば、それが会社の成長にもつながる、そう思って日々の仕事に向き合っています。

ONE DAY SCHEDIULE
ある1日のスケジュール
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06:30
起床
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07:30 ~ 08:00
通勤
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08:45
業務開始
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09:00 ~ 10:00
現場(工場)の人とコミュニケーションを取り図面等の問題点をヒアリング
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10:00 ~ 12:00
ヒアリングから得られた問題点の整理
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12:00
昼食
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13:00 ~ 16:00
問題点に応じた図面等の変更作業
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16:00 ~ 17:30
その他デスクワーク
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17:30
業務終了
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18:30
帰宅
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19:00 ~ 23:00
夕食/野球観戦/映画鑑賞など
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23:00
就寝
入社の決め手
就職活動の段階では設計職を志望しており、生産技術職については漠然としたイメージしか持っていませんでした。しかし、面接で説明を受ける中で、学んでいた知識を生かしながら、設計と製造現場の双方の知識を身に付けられる点に魅力を感じました。そして「何を聞かれても説明できる人」という自分の目標への近道にもなると思い、入社を決めました。
職場の魅力
日立グループの研修に参加できるのは大きな魅力であると感じています。さまざまな分野で活躍する日立グループ社員との情報交換は自分の知らないことも多く、とても勉強になります。また、私は就職を機に神奈川から新潟へ引っ越して来て不安もあったのですが、加茂営業所の皆さんが優しく接してくださり安心して業務に取り組むことができました。
MESSAGE
学生の皆さんへ

もしも「トランスミッションに興味はあるけど専門的なことを学んでいないから…。」と思っている人がいたら、まずは挑戦してほしいです。当社は知識を学び、資格も取得できる環境が整っていますし、聞けばどんなことも教えてくれる先輩方がいます。皆さんと一緒に、自分も成長していきたいと思っています。