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Hitachi

株式会社日立ニコトランスミッション

画像:オメガクラッチ

オメガクラッチは、クラッチプレートのスリップ量を制御することにより、被動機の回転速度を広範囲に変化させる無段変速装置です。
入力軸と出力軸との間に設けた湿式多板クラッチのプレートを相対的に滑らせることにより、任意の、かつ安定した回転を出力します。クラッチパックの出力軸側には、一種の遠心ガバナーであるオメガバルブが取り付けられていて、常に出力軸回転速度を検知し、出力軸の回転速度を指定した速度に保持します。
出力軸回転速度の変更は、このオメガバルブの設定油圧(コントロール油圧)を変えるだけでよいため、外部から電気信号や空気圧信号などで容易に設定でき、自動運転が容易です。
クラッチを滑らせることにより発生する熱は、潤滑油回路よりクラッチプレート間に油を送り、冷却します。この油は同時にスリップするプレート間に油膜を形成するため、クラッチプレートは摩耗しません。

特長

  • ファン、ブロワやポンプなどのターボ機器に使用すると、従来のダンパやバルブ制御に比べ、大幅な電力費の節減が図れます。
  • 安価なかご型モータで出力側の回転速度を30〜100%まで自由に速度制御できます。
  • クラッチを脱にすることにより、無負荷状態でモータを始動できます。また、モータ始動後、被動機のクッションスタートができるため、モータや被動機に負担がかかりません。
  • クラッチを直結にすると伝達効率は100%となり、可変速流体継手、渦電流継手等に比べて効率の良い運転ができます。
  • 3乗特性のブロワやポンプに使用した場合、クラッチのスリップによる動力損失は最大でも定格動力の14.8%です。
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